江戸川区にある老舗工務店。東京都と千葉県を中心に施工を手掛けております。

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Gコミ229 2014年12月号

長野北部地震では被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

地震が起きた時私は防災速報を見て、すぐにテレビを点けました。何となく地震速報に慣れてしまっていたこの頃ですが、“6”という数字はさすがに見慣れていなかったのです。

その時のニュース速報ではテレビ局のオフィスが揺れる映像しか流れず、詳しい情報はまだだと思い、翌朝起きてから見ることにしました。朝の情報では無惨にも崩れた家屋や道路の映像がいくつも映り、昨日より事の大きさを強く感じましたが、幸いにも死者ゼロだったと聞いて、少し嬉しく思いました。

阪神大震災の教訓から震災時には全く足りなかった当該地域の救助隊よりも、住民同士の救助が大変効果的であった事が解り、消防署も住民による救助を呼びかけています。しかし準備も知識もなければそう簡単な事ではありません。

今回の事から考えると、まず自分たちが助けなければという気持ちが屋根の下敷きになっている人に気付き、日頃からの意識が機転を利かせて道具を調達すると言うことに繋がり助ける事が出来たのだと思います。

震災が起きた時に住民が協力しスムーズに避難する為に、近所にどんな家族構成のどんな人が住んでいるか、どこにどんなものがあって何が何の役に立つのか、という事を情報交換し、意識付けを行っている町内会があるそうです。
しかし、都内では特に人の入れ替わりも多く、仕事や子育てで一杯な若い世帯では交流をはかるのも難しく、参加世帯が限られて簡単には出来ないとも言われています。

本来は密集地の方が被害はより大きく救助も不足し混乱が発生しやすいために、このような住民同士の備えが必要だと思うので、これからどの地域でもこういった取組が浸透していくと良いと思います。
とりあえずは日頃から自分の家の周りに何があるかだけでも気にして調べておくのも良いかもしれませんね。

今回の住民の救助ではフォークリフトを近くの建設会社から調達して無事救助したそうですが、よく機転がきいたなと思いました。そして私自身に振り返ってみますと・・・建物も道具も知っているのに備えが無いので特別な事は出来ないと気付きました。
会社にはあるのですが自宅には何もありません。

これでは道具さえあれば出来たのにと悔しい思いをする事になってしまうでしょう。
とはいえもともと自分一人で出来る訳ではありません。近所の人たちが団結し力を合わせて出来る事です。
その為に自分の仕事柄役立ちそうな物を準備して、近所に住む一つの力として協力できるように備えたいと思いました。

ところで今回の地震では、被害状況に特徴があったように思います。

報道で見る写真や映像を見る限り、倒壊した建物とそうでない建物の特徴がはっきり区別出来ないように思いました。
上が軽く丈夫そうに思える平屋の倒壊が目立ったり、他は何ともないのに1件だけ倒れている家などがあり、建築的にみると理由が想像つきにくいのが今回の特徴でした。
ある見解では震源が浅く、振動が強かった為慣性の力による揺れが大きく、かつ地盤ずれが生じた事による引っ張りや圧縮の力が建物に働き、実際の震度よりも大きな力が働いたのではないかと書かれていました。倒壊したのはそのような地盤の動きがあった所に建っていた建物で、基礎が変形し倒壊を招いた可能性があるとの事です。建物の年代による基礎の仕様によるとも思いますが、それは今後の調査によって解明されるでしょう。

木造の建物の強度は、揺れに対して木構造が歪まないように強度を高める事と、木材自身の柔軟性で力を逃がす事との両方が考えられています。基礎については木構造が揺れた床に働く荷重や引抜力などに対する検討が主で、地盤のズレによる力に対しての検討はされていないと思います。
もともと軽い木造に対しては多少過剰気味だとも言われている基礎ですが、今後考え方を改める意見も出てくるかもしれません。しかし過剰な基礎になるとコストアップの問題を引き起こすので、難しい問題です。いずれにしても今後の調査と研究結果を見守りたいと思います。

代表取締役 鈴木 晴之

江戸川区の対策

江戸川区では震度5強以上の地震が起きた時には避難所を開設することになっておりその場所は区内にある152校の小中学校の体育館が当てられます。

私たち江戸川区で仕事をしている建築の関係者は地震発生時に、それぞれ担当の決まっている学校に行き体育館が地震によるダメージを受けていないか、避難所として安全が確保できるかを判断するための助言をするという取り決めをしています。

11月25日に来年の1月に行われる避難所開設訓練の打ち合わせをしました。

2015年1月16日午前中に防災訓練を区内のすべての小中学校で行います。
地域に住む人たちが少しずつかかわり、助け合えばより安全な街になると思います。

長野での地震を思うと25日の打ち合わせは身につまされる気がしました。(後関)

今年も柚子ジャムを作り始めました

近所の柚子はまだ熟していませんので、高知県から柚子を取り寄せて作ってみました。

最初の柚子ジャムはいつもどのように仕上がるか楽しみな瞬間です。
今回使った高知県産の柚子は、熟し具合が少し早いので酸味の強いジャムが出来上がりました。
一年寝かしたジャムはまろやかに熟成して品の良い味ですが出来立ては若々しくて刺激的な味がします。食べ比べてみるとよくわかりますよ。

家中、柚子の香りが漂い、さわやかな気分に浸りながらの柚子ジャム作りはちょっと大変ですが、楽しみな作業でもあります。
残った種で化粧水を作り洗顔や手洗いの時に使います。肌がつるつるになりとても良い副産物となります。

興味のある方はご自分でも作ってみると良いと思います。
レシピがありますので、ご希望の方には差し上げます。(後関)

『見つけよう! 未来をかえるエコの知恵』

日 時 12月11日(木)~13日(土) 10:00~18:00(最終日17時)
場 所 東京ビックサイト 東展示場
入場料 無料

一般消費材から産業材までのあらゆる「エコプロダクツ」が紹介されます。
地球環境 に与える影響を少なくした製品・サービス=「エコプロダクツ」

人間をはじめ、様々な生物の命をはぐくむ地球を次世代につなげていくために、私た ち自身があるべき地球の「未来」を想い、環境問題解決を目指したビジネス創出や技術 開発、持続可能な社会や地域づくり、自然と共生できる暮らし方について、 「今」問い 直し、行動していくことが大切です。

子供から大人まで楽しみながら環境を考える展示会です。ご家族連れでお出かけください。

美味しい柚子ジャムづくり 毎年好評です。

ゆずの皮から実、種から出るペクチンも煮立てて使います。
捨てるのはヘタと筋くらいですからとてもエコなジャムです。
私も三年前から庭になっているゆずを使ってジャム作りを始めました。
毎回、もっと美味しくするにはと試行錯誤しながら出来上がりを楽しみに作っています。

皆様も楽しいユズジャム作りをしてみませんか。
10回目のIHクッキングヒーターを使った、ユズジャム作りです。出来たジャムはおみやげに・・・(白井)

日時 12月14日(日) 午後1:30~4:00
費用 1000円   定員12名様
場所 大和工務店事務所1F  江戸川区西一之江3-39-21

※お申込みは ☎03-3651-2474大和工務店迄

長期優良住宅「ブランド化事業」の家 完成内覧会

市川市の閑静な住宅街に建つ自然でシンプルで飽きのこない家。
中身は最先端の性能を持つ高気密高断熱の長期優良住宅が完成します。

お施主様のご好意で内覧会を開催します。
日 時 12月8日(月)~13日(土)10:00~16:00
場 所 市川市東菅野
❊内覧のお申込み、詳細につきましては(株)大和工務店

☎ 03-3651-2474迄、ご連絡ください。

当社の年末年始休業期間のお知らせ

12月28日(日)~1月5日(月)

給湯器やエアコン、排水が流れにくいなど、気になる箇所がございましたら 早めにご連絡ください。

今のうちに直しておきましょう。

12月に大和工務店で行う教室

☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:10日(水) 20日(土)  午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※ 当日のお申込みも受け付けます。

☆パッチワーク教室
日時:9日(火) 16日(火) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等)
※ 前日までにお申し込み下さい。

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