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Gコミ208 2013年03月号

これから使える住宅の補助金

消費税が上がってしまう前に、家づくりやリフォームを今年のうちに計画する方が増えています。
住宅には消費税増税後の対策としていくつか減税の拡大が予定されていますが、よっぽど条件が揃わないと増税分が満足に還元されるということは無いようです。
それならば、やはり増税前にやってしまおう、と考えるのが賢い選択でしょう。

そこで、これに合わせて使える補助金にはどんなものがあるのか、来年度の住宅に対する国の予算案の概要が見えてきたのでご紹介します。

新築においては、今年度から行われている「地域型住宅ブランド化事業」が継続されます。
長期優良住宅に、地域型の特色や付加価値を付けた住宅に100万円、更に構造材に国産材を50%使うと20万円、合計120万円までの補助がもらえるというものです。
しかしこれは提案・公募型で、工務店や資材業者などでつくった地域グループの提案が採択されないと使えません。
大和工務店のグループは今年度提案が採択されてブランド化住宅を2棟建てる事が出来ました。
来年度もまた応募する予定なので、通れば夏過ぎ頃から使える事になります。
また木材利用ポイントは新築住宅に使うことが出来るので、ある程度組み合わせることも出来るようです。
この他に環境対策での「ゼロエネルギー住宅」「省CO2先導事業」など、少しレベルの高い補助事業も来年度の予算に計上されています。

ところで新築の家を建てるとき、気になる消費税は増税後の税率がいつからかかるのでしょうか?
これは契約と完成の時期によって変わってきますが、少なくとも9月までに契約ができれば現状の税率で大丈夫です。
それ以降の契約でも竣工時期によっては大丈夫ですが、何かの要因で工事が遅れてしまったりするとアウトです。

現状の税率で、さらに補助金を使うとなると着工のタイミングがタイトで、設計や確認申請を余裕を持って進めていないと間に合わなくなってしまいます。

具体的なスケジュールは計画内容によっても違ってくるので、まだ今のうちであればご相談いただくとうまく合わせることが出来るでしょう。

代表取締役社長 鈴木 晴之

被災地ではいま・・・

震災後2年近くが経ち被災地では復興住宅が建築されていますが、現場の話を聞くと色々な問題を抱えながら仕事は進んでいるようです。
住む人たちは木造住宅を希望しているのに、非木造(鉄骨造やコンクリート造)の住宅が建築されてしまうことが問題の一つのです。

現地の職人不足は、バブル時時代を思い起こさせるような状況で手間賃が高騰していますし、昨日までいた職人が次の日には居ないとか朝は現場にいるけれども午後にはいなくなるという状況が起こっているそうです。

木造に対する知識不足はもっと深刻で、工務店の施工能力を超えた部分は地場のゼネコンがまかなうわけですが、ここに木造を作れる人が居ないことと、ここを管理監督する発注者側にも解る人が少ないようです。
国は法律まで作って木造建築を進めようとしているし、補助金を出してまで国産材を使うよう推奨しています。

2階建てまでですと木造にしなくてはならないため、理由を付けて3階建てにし、コンクリート住宅を建てているのです。

その理由は階数を高くすることで狭い土地に戸数を沢山作れるということですが、地元の人によると、地方では車による移動が生活の基盤になるため駐車場が人数分必要になり、階数を高くしても建築戸数はあまり増えないそうです。

むしろコンクリート住宅はお年寄りには過酷な環境になりやすく、孤独死を増やしてしまうのではないかと心配しています。

誰でもできるメンテナンス

定期点検でお客様のところに伺うとキッチンや家具の丁番が狂ってばたばたしていたり、ドアークローザーの調整が悪くてドアーの締りが悪いことが多いのです。

お伺いしたときには調整してくるのですが、ドライバー1本で簡単に調整が出来るのでそのやり方を解説します。

ドアークローザーの調整
 

調整をする前に丁番がきしんでいないか、油切れがないかを確かめ、きしみ等がある場合は丁番に油をさしてから調整してください。

ドアークローザーには本体の横に調整弁が着いています。大別すると調整弁が1つ、2つ、3つ付いているものがありますが2つ付いているものが多いので2バルブタイプの説明をします。

いずれの調整も調整弁を右に回すと閉じる速度は遅く、左に回すと閉じる速度は速くなります。

調整は第一速度調整弁と第二速度調整弁の二箇所で行いますが、第一と第二の順で調整します。

調整弁の位置はこの図の逆の場合もありますので、貼り付けられているシールなどで第一と第二を確認してください。

調整スピードは第一速度を速くして、第二速度を遅くするようにします。すなわち、始めは早くしまり、最後に閉じるときはゆっくり閉まるように調整してください。

こうすることでドアーが閉まるときのばたんと言う大きな音を出さないように出来ます。

調整弁を回すときはほんの少し、角度では10度くらい回して、動きの変化を確かめながら調整してください。

閉めすぎると油漏れを起こす場合がありますので注意してください。

バルブが一つの場合は第一速度調整しか出来なしので、全体のスピードを考えて調整をします。

バルブが3つのものは、第一調整区間でスピードを早くして第二調整区間はゆっくりと閉まるように調整するところは2バルブ式と同じですが、閉まる寸前の第三調整区間をもう一度早くして確実に閉まるようにします。

この方式のドアークローザーはあまり見かけません。

まれにシール等で調整弁が封印されている場合は工具が必要になりますので業者にご相談ください。

〈地域型住宅ブランド化事業〉

「一之江の家」構造見学会

3月16日(土) am10:00~pm5:00公開
場所 江戸川区一之江3-12-18

当社の施工する「高気密・高断熱住宅」は省エネで快適な住む人にやさしい理想的な住まいです。

構造が見られる今でしたら技術と手間を掛けた、施工者の姿勢がしっかりご理解頂けると思いますので、どうぞお出かけ下さい。

オール国産材で住宅ローン減税などの優遇が受けられる長期優良住宅の家です。

天然木質繊維の断熱材 セルロースファイバー 驚きの吸音効果を実感

セルロースファイバーは、新聞紙を粉々にしてホウ素系薬品により、防燃処理がされています。

ホウ素系薬品は、医療、肥料、食器、除草剤などにも使われ、毒性が非常に低く、人体への蓄積や残留がほとんどありません。

食塩と同等以下のエコ材料であることが最大の特長で、断熱材では唯一エコマークを授与されている商品です。
吸音剤として優れた性能を持つセルロースファイバーは、隙間のできない施工によって、外からの騒音だけでなく、室内から外へ逃げるプライベートな音や上階の床の太鼓現象も和らげます。

このセルロースファイバーを使った実験ボックスが当社に置いてあります。高い音の出る防犯ブザーをボックスに入れると驚くほど静かになり、耳をすますと聞こえるくらいの音です。

「隣のオーディオの音がうるさい」「自動車の騒音で夜も眠れない」「ピアノの音が近所迷惑じゃないかしら」など、気になっている方や興味のある方、一之江親水公園沿いの当社へお出かけ下さい。

セルロースファイバーの吸音効果が面白いほど解ります。

二川幸夫・建築写真の原点日本の民家一九五五年

三月二十四日(日)まで

パナソニック汐留ミュージアム
東京都港区東新橋一ノ五ノ一 四階
一九五五年、日本には美しい民家があった。
白黒写真の中の懐かしい日本の姿に郷愁を覚えます。

3月に大和工務店で行う教室

☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:23日(土)  午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
☆パッチワーク教室
日時:9日(土) 12日(火) 26日(火) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等)
※ 両教室とも前日までにお申込みください。

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