Gコミ206 2013年01月号

新年あけましておめでとうございます

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
お陰様で今年弊社は創業160年目を迎えます。同じ地域でずっと家づくりを続けてきた誇りと責任を、歴史の重みと共にしっかり感じながら、誠心誠意家づくりに励んでいきたいと思っております。
大和工務店の創業年は、初代が江戸の嘉永6年(1853年)に亡くなったという記録からこの年を創業としています。

しかしそれ以外に記録が無いという理由から今まであまり触れてきませんでした。
初代がどんな時代に家づくりの仕事をしていたのか時代背景に、ちょっと触れて見たいと思います。
江戸時代初期、江戸城建築や町の開発の為に建築ラッシュとなり、もともと一流の大工がほとんど存在しなかったと言われる江戸に、かつての徳川領や京都・伏見などから大工を育てる指導者として、たくさんの一流の大工が江戸に呼び寄せられました。

やがて江戸に住み付いていった大工達は各地で地域の大工として仕事をするようになり、代を経て地域の職人を集めて仕事をする棟梁となって町人の地位を築いていったそうです。これが現代でいう工務店の始まりです。
各地域でこの形態が確立した江戸時代後期になると、番匠大工(家づくり大工)は職人の花形と言われるようになりました。
大和工務店の初代は「花形」と言われるようになった頃に修行をして一人前になり、棟梁となったようです。そして街で職人をまとめて仕事の調整や話し合いを行い、町の家々に顔を出して住まいや日常の相談事などを聞いて、仕事をしていたのでしょう。
ちなみに棟梁は世襲制なので、実際はこれより前の代が存在するはずなのですが、残念ながら記録がここまでしかないそうです。
初代が生きていて、もう既に2代目が活躍していた頃でしょうか、1855年に安政の大地震があり、大火となって江戸の町がほとんど壊滅しています。

大工を始め多くの職人たちは街の復興に大忙しだったと思います。初代や2代目も街の復興に活躍していたのだろうと、想像しています。
耐火技術が進んだ現在とは違い、江戸時代では大火が街を襲うたびに大工は新しく家を建て直し、平穏な時には家々をまわり家を守る、地域の家守りの役目を続けてきました。現在の住宅産業には様々な家づくりの形態が出来ていますが、私たち工務店は今も尚、当時と同じ様に家守りとして地域で頼りにされる存在を目指しています。
この地域で代々築いてきた大和工務店の役割を大切にしながら、今年一年またがんばります。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長 鈴木 晴之

東京中央木材市場って?

浦安にある木材市場です。木材市場といえば新木場が有名ですが、中央市場はコンパクトにまとまっており木材に触れ沢山の種類を見て歩くにはちょうど良い広さです。

この日は2時間の予定で見学しましたがとても時間のたつのが早くて、私が木を好きだということを棚に上げても面白い内容でした。

今回の企画は、東京建築士会江戸川支部の勉強会として建築士の資格を持った工務店や設計事務所の代表者が参加して行われました。

木材の知識は各人ばらばらで木の種類もわからない人も含まれていましたが、手で触れて感触の違いを確かめたり、においをかいで見たり、木目の美しさに驚いたりと好評でした。

特に屋久杉の切り株の実物や、そこから切り取られた板や根付に加工された木片は、3000年以上生き抜いた屋久杉の年輪を感じさせる素晴らしいものでした。

また楠(くすのき)の切れ端を戴いてきましたが、これは昔から防虫剤として使われる木材で、建材としてはトイレの床に使うことが多い材種でした。
残念なことに最近はみな新建材に変わってしまい、トイレの床に使われることが無くなっています。

改めて楠木に触れにおいをかいで見ると、トイレに入るたびにこのにおいがしたら素敵だなと思いました。新築やリフォーム時にちょっとした贅沢もいいですね。

少し前までは銘木と呼ばれる木材は高価でなかなか手の届かないぜいたく品でしたが、昔に比べ銘木の価格も手の届く範囲に下がってきていますので、気に入ったら使うことも出来ると思います。

今回の勉強会の目的は東京で家を建てる人に、故郷で生産された木材を使うにはどのような手段と種類があるかを探るために企画されました。

この目的は達成されましたが、あらためて木の良さにも触れ、高価ゆえにあきらめていた木材をもっと使える可能性を見つけたことは、家作りの楽しみをさらに増やせるのではないかと考えています。

木材市場にはお客様も入ることが可能です。今すぐリフォームや建替えをお考えでなくても今後の参考として、また単に雑学を養う為でも結構です。
普段入ることの出来ない木材市場を見て、実際に色々な木に触れながら木についての楽しい話を沢山聞くことが出来ます。

興味がありましたらご案内いたしますのでお申し付けください、面白いですよ。(後関)

築40年の家 住みながらの改修Ⅰ

「はじまり」

僕は9月に入社するまで、一般社団法人HEAD研究会で働いていました。その研究会では、これからの建築を取り巻く産業をどうして行ったらいいかということを建築家、工務店、不動産管理会社、メーカー、大学教授、学生たちが対等な立場でいくつかの研究テーマの中で考えています。その中のひとつに、リノベーション(改修)という手法で空き家の建築的な問題とニーズの問題を解決することを研究するテーマがありました。リノベーションとは、完成当時の価値を超える新しい価値や魅力をつくりだす手法のことで、それを実践している建築家の実務者たちから直接その方法や考え方を学んでいて、いずれは自分自身で実践してみたいと考えていました。当社の社長も研究会に所属していた縁で、入社させて頂きました。入社当時から、いずれ会社のある一之江で暮らすのに工務店で働く者として、きれいな状態が維持されたアパートやマンションに住むのは気が引けていました。

そんな時に、一之江で空き家を解体したいという長い付き合いのお客様がいて、当社の白井の協力もあり、無償で一戸建を提供して頂き、住みやすい様にリノベーションしてよいと了承も得ました。そこから、実際に建物の傷み具合の調査や計測などをし、今回初めて自分で予算を組んで、発注を行いました。

「身軽になって」

築40年の中で家が身にまとってきた不要な配管や配線を整理し、朽ちかけていた1階玄関の鉄骨の庇、2階のベランダを撤去しました。劣化し壁から漏水していた外壁も明るい色に塗りなおしたことで、漏水の心配がなくなり、建物自体も明るく若々しく見えるようになりました。

また今回この家を借りる当たり、持ち主さんからの要望であった屋根瓦の落下防止のために、瓦から板金屋根に葺き替えました。そうしたことで、家全体の重量が軽くなりました。

「空間に余裕を持たせる」

今回のリノベーションでは主に、1階の生活スペースの間取りを大きく変えました。
建築当時は家族向けで個室数重視の4DKでしたが、今回は2LDK+土間の間取りにしました。
これまで間取りになかった風呂の脱衣場、洗濯機置き場を新たに設けました。
和式トイレも洋式トイレにして20センチ以上有った段差もなくなりました。

「住まい方」

今回のリノベーションでは、当面は僕が一人で住みますが、友人とのシェアハウスや3人家族でも十分に住めるように間取りを考えました。週末に自分で少しずつ家のメンテナンスが出来るように土間を設けました。
今年の夏には、キッチンダイニングに面した庭に、ウッドデッキを自分たちで作ってバーベキューをしたいと思っています。(梶野)

「今日から役立つ省エネな住まい方」

【 (社)東京建築士会 江戸川支部主催 えどがわエコセンター後援 】
日時:1月27日(日) 10:00~12:00
場所:船堀タワーホール 301会議室
江戸川区船堀4-1-1 TEL 03-5676-2211
内容:ちょっとした工夫ですぐに役立つ省エネの実例や設備機器・道具の紹介。

東京電力からはオール電化は経済的か?節電のための機器、電気の使い方等の情報を話していただきます。
窓から逃げる熱は全体の約1/3にもなり、断熱や遮音性の高い内窓の設置は省エネに一番役立ちます。
リクシル(元トステム)では、エコ窓ポイントキャンペーンという独自のポイント制度を3/31日まで行っています。
えどがわエコセンターからは一年を通して楽しく省エネできる活動の予定や内容を紹介して頂きます。
井戸端会議のような気楽な勉強会ですので、ぜひお出かけ下さい。※お申込みは大和工務店迄

美味しい柚子ジャムづくり 毎年好評です。

手前味噌のようですが、会長の作るユズジャムがとても美味しく毎年この季節を楽しみに待っている方が沢山いらっしゃいます。そこで、今年も会長からユズジャム作りのポイントを教わることにしました。
今回で8回目のIHクッキングヒーターを使った、楽しいユズジャム作りです。
日時 1月20日(日) 午後1:00~4:00
費用 実費  定員10名様
場所 大和工務店事務所1F  江戸川区西一之江3-39-21
※お申込みは大和工務店迄

1月に大和工務店で行う教室

☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:26日(土)  午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※当日のお申込みも受け付けます。
☆パッチワーク教室
日時:8日(火) 12日(土)  22日(火) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等) ※ 前日までにお申し込み下さい。

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