Gコミ283 2020年04月号

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。

ヨーロッパ特にイタリヤやスペインでは医療体制が間に合わないようで死者が急速に増えています。ドイツやフランスでも感染者が急増し国境を閉めるというEUの最も重要な条件を外してしまいました。それほどの危機感があるという事だと思います。警察官が出て外出が制限されているとの報道もあります。

アメリカでも感染者が増えて全米のレストランはテイクアウトとデリバリー以外は営業が出来なくなっています。TVでもニューヨークの人通りが途絶えた街並みが放映されていましたし、アメリカに25年住んでいる人が町中でマスクを着けている人を初めて見たと言って驚いていました。

発祥地の中国では新しい発症者が減ってきましたし、お隣の韓国でも発症者の急増が落ち着いてきたようです。

日本は今の所発症者の急増がおさえられており比較的のんびりしているように見えます。 ヨーロッパでは人が集まるところでは1mの間隔を取るよう言われているようです。日本では朝の通勤電車は9時過ぎてもまだ混んでいて1mの間隔はとても取れないです。レストランも結構人がいるし、繁華街には人出も有り町全体ではいつもより少しすいているという程度です。

日本は感染者の検査を出来るだけやらないで、特に軽い人は検査しないという体制で臨んでいるため少ないと言われておりますが、感染者に対する死者の数は統計上は3%になるようで、韓国や欧米の3倍以上です。日本だけ死亡率が高いはずが有りませんから、実際の感染者数は5,6倍いると考えられます。いずれにしても感染者が急増すれば感染者の数は隠し切れませんから、今の所日本ではコロナウイルスを抑え込めているのだと思います。

いま程度の注意をしていれば、大過なく過ごせるのかなと私は勝手に考えています。

建築の現場では、新型コロナウイルスの影響で物がなくなり引き渡しが遅れたり、新規の改修工事が受けられないという事態が起きています。特に建築資材の内で設備関係の部品がそろわなくなっています。

筆頭がトイレとIH、食洗器やガステーブルもメーカーが受注を止めてしまい全く市場にありません。TOTO、リクシル、パナソニックといったメーカーは出荷の予定もたたないようです。部品の一部が中国で作られているので製品を完成できなくなっているとの説明で、何時製品が入荷するのかもわかりません。ただここに来て中国の工場は一部で再開され始めたようですので少しずつ良くなるのではと考えていますが、メーカーから明快な答えが無くて困っています。

今の時期にお引き渡しの現場があってもトイレやキッチンが無ければ住むことはできません。

住宅設備部品が入って来ない為に建物が完成できなくなってしまいますのでとても困っています。

この様な状況でも生産が止まらず製品の納期も守れるメーカーが有ります。タカラスタンダードとクリナップです。ここは必要な部品を在庫し、国内生産しているので在庫分は納品してくれます。

このメーカーだけは新規の工事を受注してくれますので安心して工事が出来ます。普段は気が付きませんがこの様な緊急時にはメーカーのものづくりの姿勢が問われることになります。蛇足ですがタカラは東日本大震災の時の仮設住宅で短期間に大量の住宅設備が必要となった時も、対応出来ました。

今、このまま輸入が止まると建築木材も足りなくなるのではないかと心配しています。輸入材の割合は構造材では国産材が増えてはいますが、それでも半分くらいが輸入材です。合板は南洋材(ラワン)からカラマツなどの針葉樹に代わり国産材が増えていますが、それでも7割くらいが輸入材ですから相当な影響が出ると思います。特に構造材は北欧からの輸入ですから、これから影響が出て来るのではないかと心配しています。

新型コロナウイルスの影響が、私たちの作っている住宅にまで及ぶとは想像もできませんでした。

兎に角日本はというより世界中が繋がっていて、物が行き来し、あらゆる分野で影響し合っていることに改めて気づかされています。このまま早く収束してくれることを願うばかりです。(後関)

2020年3月22日

「竣工した現場から」

担当させていただいた新築住宅が先日竣工しました。平井政俊設計事務所による設計、大和工務店施工による杉並区の戸建て住宅です。細部にこだわりがあり、特にこだわりの強かった二階の床と階段についてご紹介します。

この住宅は敷地に対して間口が狭い住宅で、左側に居室、右側に吹き抜けを兼ねた廊下階段スペース(ニワ)があります。 二階の床は一般的なフローリングなどと違い、スノコ状のルーバーになっています。
1階から見上げると吹き抜けの上にある窓から日差しが降り注ぎます。材料も断面寸法が小さいため、一本一本に乗るとたわみますが、構造設計士さんによる強度計算、また材料の色柄、個性による強度を現場で仮並べして選んでいるため、強度的にも意匠的にもきれいに仕上がりました。

ただスノコの上に初めて乗ると、どなたも少し怖くて歩くのに慎重になります。

つぎにこちらの階段は段板をもともと1枚の無垢材で計画していましたが、2階のニワと呼ばれるスペースの床がスノコ状のルーバーでつくられており、その雰囲気を合わせるため、階段の段板もルーバーにしてほしいということになりました。

ルーバー上ですと強度的に厚みが必要になり、今回の薄く華奢に見せたい設計イメージと合わないことから、ルーバーと同じ幅の6枚の木材を貼り合わせた段板としました。さらに6枚の木材を貼り合わせる利点を生かし、6枚の木材の厚みを交互に変えて滑り止めのノンスリップとすることにしました。そのノンスリップの深さも実際にモックアップで0.5㎜、1.0㎜、1.5㎜を試作し、実際に足触りを設計・施主と確認しながら、最終的に0.8~1.0㎜のノンスリップで段板を作りました。

また廊下を広く取れないこともあり、手摺壁を薄くする必要がありました。木製の下地とする場合、最低6㎝の厚みを必要としますが、鉄板を芯材として合板と組み合わせることにより、半分の3㎝の厚みに抑えることができました。

このように設計事務所とお施主さんと、図面だけでは検討できない議論を重ねて現場の運営をしています。

今後も定期的に、現場の工夫などお伝えしていきます。(梶野)

LIXILのインテリア建材 ラシッサ・ユニットラグ

☆ 耐水性に優れた床材「ラシッサ」は洗面所や脱衣場等に最適です。

すべりに配慮した表面仕上げなのでペットの足腰の負担が軽減できますし、耐アンモニア性でオシッコなどによる床の変色を起こしにくく拭き取りやすい為、ペットのいる家庭やトイレの床にはおすすめです。抗菌性もあります。

☆ 500mm×500mmサイズのユニット状になったカーペット、「ユニットラグ」は接着剤を使わずに置いて敷くのが特徴です。

裏には滑り止めが付いていて汚れた部分だけを手洗いや取り替えることができます。
消臭機能つきで遮音性にも優れています。

母の日に「スワッグ」

日時:4月24日(金) 13:30~
費用:1,800円(材料、講師代)
場所:大和工務店事務所1F 江戸川区西一之江3-39-21

スワッグとは花や葉を束ねて壁にかける飾りのことです。ヨーロッパでは古くから空気の浄化や魔除けとして、”幸福を呼ぶ”と玄関や壁などに飾られていました。素朴な雰囲気がインテリアに馴染んで、自然に飾れるのが人気です。
ドライフラワーを使ったスワッグのほか、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワー(造花)などを使ったものがあります。

今回は生花を使って作ります。30分くらいで出来上がりますので小人数で時間をずらして行います。
教えて下さるのは、西一之江でハンドメイドのお店「Calm Heart」運営している小山さんです。お茶の時間にはハーブティで楽しいひと時も・・・

✰材料の準備がありますので、4月23日(木)迄に大和工務店03-3651-2474(白井)
お申し込みください。

4月に大和工務店で行う教室はすべて中止させていただきます。

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