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Gコミ282 2020年02月号

安全で幸せな住まいづくりのために

ここ数年の気象変化により、日本だけでなく世界中で災害による甚大な被害が多発しています。二酸化炭素の排出による地球温暖化の影響も言われておりますが、住宅の気密・断熱をよくすることで二酸化炭素の排出を減らし(地球)温暖化の防止に貢献することができます。

住まいづくりで住まいの基本性能としての断熱と気密を高めることはとても大切です。この性能を高めることで毎日の生活からでる二酸化炭素の排出量が減り、なおかつより快適になり豊かになるからです。

昔から、住まいを考えるときに吉田兼好の徒然草の中にある「住まいは夏を旨とすべし」という一説が引き合いに出され「安易な便利さ・快適さを避けた住まいが人間を鍛える」などといった考えで建てられる家もいまだに有ります。技術のなかった時代ならやむおえないですが、少なくとも30年くらい前からは日本でも高気密・高断熱の建物を作る技術が一般化され誰でも作ることができるようになりました。

冬は暖かく夏は涼しくそしてエネルギー消費の少ない家が簡単に作れるようになった訳ですから、家は心身を鍛える場所ではなく、心身を休める場所になります。家庭生活を営み、そこで安らぎを得て気力・体力を充実させ、職場や学校などの活動の場所に出かけていく拠点になるはずです。

くつろぐためには暑さ寒さから身を守ることはとても大切だと思います。

これはサーモグラフで写した写真です。左側は気密と断熱の良い家です。天井と床の温度差がほとんどなく下の写真の窓ガラスの緑の部分を除く全体が赤い色であらわされていて、全体に温度差が少ないことがわかります。この部屋にいると足元が冷えませんし上の写真は左側に暖房機があるため赤くなっていますが、全体的には温度差が少ないです。

右側の写真は断熱・気密の良くない家で暖房のある部屋と暖房のない玄関のドアーのあたりとの温度の差ははっきりと出ています。暖房のないトイレや脱衣場もこのような色に移るのではないかと思います。このように寒い浴室でのヒートショックによる死亡事故は年間12,000人以上いて交通事故による24時間以内死亡者の5倍にも達するというデータが示されております。

日本の冬は寒いです、東京でも冬は氷点下になります。家を作るときは冬を旨として作らなければならないと思います。気密・断熱性能の高い家を作る事が出来るように成った訳ですから、冬快適な家づくりをしましょう。

最近の夏は年々非常に熱くなっていますが、気密断熱の良い家は工夫をすれば夏も涼しく過ごす事が出来ます。夏と冬、人が快適に暮らすための温度は何度でしょうか。省エネをいうときに言われる温度は冬で18℃、夏は28℃といいますが、私は冬で23℃、夏は25℃でエアコンを設定しています。外気との温度差は冬に東京でも気温0℃にはなることがありますから、温度差は23度になります。夏は気温35℃として温度差は10度です。

外気との温度差だけを考えますと冬は夏の2倍以上ありますが、室温は外気との温度差だけでなく、室内にある電気製品や太陽の取得熱があります。それぞれが冬はプラス側に夏はマイナス側へ働きます。外気との温度差だけを考えるとエアコンの負荷は夏のほうが半分ぐらいしかないことがわかります。生活熱や太陽熱のような様々な取得熱を考えに入れてもエアコン負荷は夏のほうが小さくなります。

ただ日射熱は1㎡当たり600㎉ありますので、朝日や西日を真横から受けてしまいますと、そこに吐き出し窓のような大きな窓がありますと6畳用のエアコン1台くらいのエネルギーが入ってきてしまいます。弊社では西側の窓の日射を防ぐために窓全体を覆う緑のカーテンを作りましたところエアコンの利きがとてもよくなりました。

また夏の南中した太陽も大きなエネルギーを室内に注ぎ込みますが、霧除けを取り付けることで日差しを避ける事が出来大きなエネルギーを室内に入れることを防げます。冬は太陽が低くなりますので霧除けが日射を邪魔しません。日射のコントロールは省エネにはとても重要です。

一般的には窓の大きな風通しの良い家が良い。これも夏の涼しさを得るためには必要なことです。打ち水をした木々の間を通り抜けてくる涼しい風はとても気持ちの良いものです。ただ都会では大きな窓から入る風は道路を吹き抜けてくる排ガス臭い風が入ってきます。窓を大きくして心地よい風を取り入れられる環境は多くはありません。建築される場所の条件によっては窓を小さくしたほうが省エネになります。

窓の大きな家では断熱性能が落ちます。窓は壁に比べると三分の一程度の断熱性能しかありませんが、窓の断熱性能を上げることは技術的には可能です。ガラスを3重にするとか空気層にガスを封入するとか、熱反射する素材を蒸着させるとかいろいろな方法がありますが、それでも壁の断熱性能にはかないませんし費用も沢山掛かります。窓を大きくするメリットとデメリットを考えて作らなければいけないと思います。

最近都市部の準防火地域等で作る建築の開口部は防火の対象になりますが、防火に対応の出来る大きなアルミサッシがないため大きな開口を作る場合の開口部は鉄のサッシを使う設計が増えています。

鉄のサッシは断熱性能や耐久性能がアルミサッシに比べ極めて低く、結露や錆などの発生も防げず、住まい手の負担が増えます。開口を大きくする為の方便としては、本末転倒であると私は考えています。

自然の熱や風を使って快適さが保てる場合は自然に任せればよいですが、足りない時はエアコンを使ってより快適な生活が出来ると思います。これに使う電気代は40坪くらいの住宅で年間12万円を少し超えるぐらいで賄えております。住む人の快適さを守る基本性能をよくすることは、長く住み継がれるためには絶対に欠かせないと思います。

省エネで光熱費が抑えられる等のメリットは長く住み続けるためにこそ必要になります。

徒然草の時代には実現不可能であった高気密・高断熱の建物は建築技術が進化した現在では十分に可能になってきています。地球温暖化の元となる二酸化炭素の排出を抑え光熱費を減らす「省コスト」住宅は家計を助け、生活を楽にします。そのためには基本性能の良い建物を作ることは重要になります。

まず家族が健康で快適な住まいを出来るだけコストを安く使うことで生活が楽に楽しくなる。そうすると化石燃料の消費が低減され、温暖化対策に繋がるという良い循環になっていくと思います。(後関)

簡単にできて美味しいみそ作り

昨年から市販のスリ大豆と麴を混ぜ合わせて寝かせて置く手軽な方法の味噌作りを行っています。

生大豆から作る従来の方法と、この二種 類の方法で味噌を作った方達から「両方を食べ比べてみたところ、手軽な方法で作った味噌の方が美味しい」との感想が多かったので、今年は手軽な方法のみで味噌作りを行います。

日時 2月15日(土)10:00~ 所用時間30分位
申込〆切2/10日 03-3655-2474 白井迄
費用 3,500円 手作り味噌5キロ分お持ち帰りです
場所 大和工務店事務所1F 江戸川区西一之江3-39-21

家庭用浄水器πウォーター 生命にとって水って何?

私たちは、日々水を摂取することで、体内の古い水を新しい水に入れ替え、代謝がスムーズに進むようにしています。その入れ替えに必要な水の量は、2.5リットルほど。食べ物に含まれる水分で0.8~1リットルほどは摂取できるほか、エネルギー代謝の際にも0.3リットルほど水が作られると言われていますから、残りの1.2~1.5リットルを飲料水から取り入れる必要が出てきます。

可能なかぎり水から水分補給をするべきだということ。可能なかぎり水から水分補給をするべきだということです。

以前、紹介しました㈱ACMπウォーターには有害微生物や異常細胞を抑え、生命活動が損なわれそうな時、その障害を取り除いて活動を健やかに維持する働きがあります。現在では農業、畜産から産業、食品、家庭用浄水器に至るまで、ACMパイウォーターの理論を実生活に利用した数多くの製品が製造されています。

その1つに年齢にともなう悩み記憶力の改善をサポートする健康サプリメント「アンティエ」があります。
記憶力の改善は人とマウスの実験で実証。

2月に大和工務店で行う教室

☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:2月12日(水) 15日(土) 午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※ 当日のお申込みも受け付けます。初めての方は事前に連絡お願いします。

☆パッチワーク教室
日時:2月4日(火) 25日(火) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(お茶代等)
※ 前日までにお申し込み下さい。

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