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Gコミ269 2018年04月号

中古住宅流通のための新しい制度が始まりました

4月から始まるのは『安心R住宅』と『インスペクション』です。「安心R住宅」とは今までの中古住宅の不安・汚い・わからないというマイナスイメージを払拭して、安心して購入出来る様に基本的な情報を備えた「住みたい」「買いたい」と思える既存住宅です。

この特徴とは

1.基礎的な品質を有し「安心」であること。新耐震基準に適合していること・インスペクション(建物状況調査等検査)の結果、既存住宅売買瑕疵保険の検査基準に適合していること。

2.リフォーム工事が実施されていて「きれい」であること。リフォーム工事により従来の既存住宅にある「汚い」イメージが払拭されている。工事が実施されていない場合は、費用情報を含むリフォーム提案書が有る・外装及び内装、水廻りの状況が分かる写真が有る。

3.情報が開示されていて「わかりやすい」こと。広告時に設計図書・点検記録など物件選びに役に立つ情報の保管状況が分かり、商談時には仲介業者から詳細な情報が開示されます。

上記の情報は「安心R住宅調査報告書」で提供されます。耐震性・既存住宅売買瑕疵保険の検査基準への適合・リフォーム工事の実施状況・建築時の情報・維持保全に関する情報・保険や保証に関する情報・省エネルギーに関する情報などの「有」「無」「不明」が分かります。さらに「有」とされたものは詳しい情報を業者に開示を求めることが出来ます。

この様なとても良い制度が出来て中古住宅の取引が今後は増えていくことが考えられますが、今この情報がすべてそろう住宅は品確法が出来た後に建築された住宅だけだろうと思います。ではそれ以前の住宅の取引ではどのようなことが出来るかというと、インスペクション(建物状況調査等検査)により対応することになります。ただインスペクションでの建物調査は目視での検査が中心ですので見落としや検査のできない部分もあり不十分ではないかと私は考えています。

なぜかと言いますと私が経験した耐震補強や改修工事においては、調査をしてから工事計画を立て見積もりをして工事に掛かるわけですが、実際に工事に取り掛かると調査時には予想のつかなかった部分が見つかり、変更や補強をしなければならないところが沢山でてきます。このことからも原則が目視というインスペクションでは不十分ではないかと思います。

いずれにしても、中古住宅の流通のための優れた制度が出来ます。マンション取引では2年前から中古が新築を超えています。この制度のおかげで戸建て住宅の取引も、新築より中古が多くなってまだ使えるものを大切に引き継ぐ社会になることを願います。(後関)

住まいの救急箱始めました

東京でも桜が満開を迎え、花粉症の方にはつらい時期ではありますが、暖かな春を感じられる季節になりました。

今年、1月24日に木場H邸が引き渡しを終えました。屋根の形が特徴的な外観の混構造(RC+木造)の住宅です。竣工写真は今後HPに掲載予定です。

本物件より弊社では新築戸建て住宅引き渡しの際に住まいの救急箱制度を始めました。

住まいの救急箱とはその名の通り、住宅の為の救急箱であり、中には日ごろのちょっとしたメンテナンスまたは日常生活にも便利な工具や新築の施工に使用した塗装の補修材等を選定し、文字通り救急箱サイズの工具箱にまとめてあります。

弊社ではもともと新築戸建て住宅引き渡しの際に、住まいの管理手帳~戸建て編(一般財団法人 住宅金融普及協会出版)といった本をお渡ししていましたが、お客様より、手入れの際にどういったものを使ったらいいのか、何か便利な道具はありますか等のお声を頂いておりました。

こういったお声を聞くたびに、お客様の弊社の住宅を大切にしていただいているお気持ちに社員一同、非常に励まされておりました。そこで今回、そういったお声に応えるべく、こちらの救急箱を作ることに至りました。

住宅も人と同じく年月を重ねるにつれて、不具合や経年劣化は付き物です。

弊社では毎年定期点検を行ってはおりますが、1年、1日でも永く、新築時のような過ごしやすい住宅を維持する為には、日ごろからちょっとしたメンテナンスをしていただくことが大事です。

メンテナンスや日ごろのお手入れについてのお問合せは新築・改修・リフォーム問わずお気軽にお電話ください。(川崎)

表情筋のトレーニング

年齢を重ねると、顔にシワやたるみが出てくるのは当たり前と思っていませんか?逆に、年齢を重ねてもシワやたるみのない人は高い化粧品や美容整形のお世話になっているように思われがちですが、顔も表情筋という筋肉でできているため、この筋肉をきたえればいつまでも若々しい顔でいられるということを最近知りました。顔ダンスや顔ヨガというトレーニングの本がいくつか出版されており、テレビでも紹介されていたので「表情筋のトレーニングセミナー」に(少々怪しみながら)参加してみたのですが、2時間みっちりトレーニングを行い、顔がだるくなるという感覚を初めて知りました。

表情筋には頬筋や眼輪筋など約60種類もの種類があり、表情に乏しいとされる日本人が普段使っているのはこのうち20%程度だそうです。これらの筋肉をバランスよくきたえてあげることによっていつまでも若々しい顔でいられるというのがこのトレーニングの理論なのですが、普段動かしていない筋肉を動かすのは非常に難しく、自分では必死に動かしているつもりでも鏡を見ると全然動いていなかったり、左右で違う動きをしていたりします。

そもそも、若々しい顔の三大原則とは、①頬が高いこと②口角が上がっていること③目元にハリがあることだそうですが、自分が普段いかに表情筋を使っていないかがよく分かります。テレビで見る女優やタレントは常に口角が上がっているので、それだけでも若々しい顔を保っていると言えるわけです。

頬が高いのは頬骨のせいでは?と講師に聞いてみましたが、確かにもともと頬骨が高い人はいますが、普通の人でもトレーニングによって頬筋を高い位置につけることができ、また頬筋が高い位置につくことによって目元にハリも出るそうです。美容整形では目元にハリを持たせるためにヒアルロン酸などを注入することもありますが、この効果は一時的であるうえ、シワには効果的でもたるみにはあまり効かないそうです。

トレーニングにはいろいろなやり方がありますが、共通しているのは笑顔で(口角をあげる)、毎日続けることが大切だそうです。テレビやスマートフォンを見ているとき、口角が下がっていたり眉間にシワが寄っているとより老け顔の原因となりますので、いつもより少し意識して生活してみてはいかがでしょうか。

ほんの少しの努力でも毎日続けていれば大きな効果になると思います。(立木)

紀州山長商店の森林を歩いて

2月にJBN(中小工務店の全国組織)の国産材委員会主催の勉強会に行って日本の木材に興味を深めていた所に「紀州山長の森と熊野古道をめぐるツアー」の案内状を頂き、ぜひ行ってみたいと思いました。社長から「行って来たら」と言われ待ってましたと紀州の山を見て来ました。

空港到着後、江戸末期から林業を営み植林からプレカット加工迄を手懸ける㈱山長商店の真鍋さんに山を案内して頂きました。

細い山道をマイクロバスに揺られ山の谷間にある集材所に着きました。急斜面の伐採現場で切り倒された原木が空中にワイヤーロープを張った「集材架 線」で山のふもとまで運ばれていました。3・4本の大きな木が空中を動くのは圧巻でした。昔は人の手で運ばれていたのでしょうが、伐採だけは今でも人の手で行われています。
急斜面を見ると登る事すら難しいと思うのにチェンソーでの作業は・・・と思いを馳せました。山を歩きながら杉やヒノキの特徴や地球温暖化防止に森林を維持し循環型資源として木材を活用していく事の大切さなどを改めて学びました。

午後からは貯木所と製材所を見学しました。一般のプレカット工場にはいない、目利きがいて柱1本1本何度も選別・検品を繰り返し適材適所に柱を使っている仕事を見て来ました。

国産材は少し高いと聞きましたが、この丁寧な仕事を見ると納得できました。

㈱山長商店の企業理念は“山林の恵みを通して人々の幸せと豊かさの実現に寄与する。”だそうです。(白井)

4月に大和工務店で行う教室

☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:21日(土) 25日(水) 午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※当日のお申込みも受け付けます。初めての方は事前に連絡お願いします。

☆パッチワーク教室
日時:10日(火) 24日(火) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(お茶代等)
※前日までにお申し込み下さい。

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