Gコミ243 2016年02月号

YKK黒部工場視察

中部から北陸にかけて暴風雪が広がった1月の後半、富山県黒部市、ファスナーで有名なYKKの工場見学に行ってきました。この悪天候で雪がなかった富山市内にも一気に降り積もったそうですが、やはり暖冬なのでしょうか、北陸にしては気温が暖かく過ごしやすかったと思います。

見に行ったのはファスナーではなく今や省エネ建材として重要なアルミサッシの方です。アルミサッシの部材が具体的にどのように作られているか知らなかったとはいえ、見学ではいくつかの驚きがありました。

アルミサッシはアルミの型材を組み立て、ガラス等を組み合わせて窓やドアとした物ですが、基本となるアルミ型材には様々な形状があり、型の正確さが強度や気密、建て付けなどの良し悪しを左右します。この重要な型材は、溶かして円筒状の塊にしたアルミを、なんとトコロテンのように押し出して作るのです。

当然熱(500度)を加えるのですが、1800トンもの力で押し出して、20秒ほどで70mの長さの型材が出てきます。これを8mほどに切断し、並べてぶら下げながら研磨、色付、仕上げなどの工程を進んで行き、2時間ほどで部材が完成します。撮影禁止のため写真をお見せ出来ないのが残念ですが、押し出した型材を引っ張っていく機械が、人が走って引っ張っている感じがあったり、何本もぶら下げて仕上げをしながら運んでいく機械も、人がやっていた感が残る動きであったり、製作機械を見ていて面白いと感じました。

実はこの見学で勉強になったのはアルミ型材そのものの製造過程では無く、それらを作る機械まで自社で製作した、創業者の考え方や経歴でした。気になる機械の動きは、人力で働く工員をいつも見ている人が考えたからでしょうか?

YKKは「吉田工業株式会社」が元の名称で、創業者である吉田忠雄さんは、富山から上京して陶器を輸入する会社に勤め、その会社がファスナー販売を初めて間もなく倒産に追い込まれました。その時に社長からファスナーの残品で独立してはどうかと言われ、ファスナーの販売会社で独立起業したそうです。

総業当時は「サイエンス商会」という社名で、大阪のファスナー会社の製品を売っていました。しかし製品はとても質が悪く、いちいち改良して売っていたので、もっと良い物を売れないかと自社で作るようになったのが「吉田工業」の始まりです。やがて企業した東京に大きな工場を建設し、今では日本を始め世界各国に拠点を持つ、世界的一のファスナーメーカーと、業界第2位のアルミサッシメーカーという大企業になっています。

実はその成り立ち途中、新工場が建ち軌道に乗り始めた頃、東京大空襲で工場もろとも焼失し富山に戻り、また一から再建したという経緯があります。その時の吉田忠雄さんの言葉は「ふりだしに戻っただけ」。築いたものを全て失った時に、なかなか言えないものです。それ以降たくさんの吉田語録が生まれたそうです。

皆さんの良くご存じのファスナーメーカーとしての実績は、トンネルの水密ファスナーや宇宙服の気密ファスナーなど、かつてコマーシャルで見た事がある特殊ファスナーがありますが、単純にYKKと他社との大きな違いは、シェアの割に販売本数が少ない、つまり単価の高い良い物だけを売るトップメーカーという事だそうです。

世の中のメーカーの中には、あらゆる努力や経験の中から他社との差別化を行い、良いモノづくりを行っている会社はたくさんあると思います。こういった会社は必ず製品にその良さがあらわれる気がします。今回の視察では様々な視点から建材や機器メーカーを選定する事の大事さと、自身の目標を持ち続ける素晴らしさをYKKの創業者から学びました。

代表取締役 鈴木 晴之

久しぶりに釣りの話を少し

寒に入ると魚がおいしくなります。寒鮃(ひらめ)、寒鰤(ぶり)と呼びますが、鰤は釣ることが難しいですが、鮃釣りは今が盛りです。この時期海水温が下がるとセグロイワシが房総沖の浅場に入ってきます。

そのイワシを追いかけて沖から大型の鮃も入ってくるのです。魚群探知機にはこのように映ります。右側の数字は水深を表しており、15m~16mの浅場にイワシが群れていることが分かります。

イワシ漁の職業船が早朝は入っているため釣り時間は少し遅くなりますが、職業船がいなくなるとチャンスタイムとなります。5kgを超えるような大型が釣れる事もあるチャンスです。普段は海底に潜んでいる鮃がイワシの中を泳ぎ回り海底から5m以上も浮き上がりイワシを食い狂います。時には10m以下の浅いところでも鮃が釣れることがあります。

釣りあげた中には胃袋にイワシを何匹もためておなかが膨らんでいる鮃までいます。またこのイワシの群れの中で釣れる鮃は大型が多く、1㎏以下のソゲと言われる鮃は少なく、食べごろサイズの美味しそうな鮃が釣れます。夏場のような数釣りは出来ませんが姿の良い身の厚い美味しい鮃が釣れます。

先日は2,1㎏、2㎏、1,1㎏と3匹釣りましたが、姿、身の厚さともに良い鮃を釣り上げました。3,4日すると甘みも増して刺身にはちょうど良い食べごろとなります、美味しいですよ。

もう一つ冬になるとイカ釣りが始まります。スルメイカから始まって、ヤリイカに変わっていきます。今はスルメイカ釣りにヤリイカが混じってくる時期で、スルメイカの肝を使ってヤリイカの塩辛という美味絶品の塩辛ができます。

やわらかくて甘みのある美味しいヤリイカの塩辛です。烏賊釣りをしないとなかなか味わえない食べ物です。スルメイカを釣るときに時には鯖が釣れます。これも丸々と太った寒の真鯖で美味しいです。しめ鯖や鯖の棒寿司、味噌煮もおいしいです。

スルメ、ヤリイカ共に海面から150m以下の深いところに群れています、イカ角(ツノ)という疑似餌を10本ぐらい付けた仕掛けを海底近くまで落とし込み、えさと間違えて抱き着くのを待ってあげてきます。イカが乗ったというのですが時として10本の烏賊角に5~6匹乗ってしまうことがあり、特にスルメイカは力があるので3匹も乗ると巻き上げるのが大変です。電動のリールを使うのですが力がないと途中で止められてしまうこともあります。ヤリイカでも大型のオスが数匹乗ると、なかなか力があり容易には上がりません。

ヤリイカ、スルメイカは太平洋側に行かなければ釣れませんが、東京湾内でも甲イカ類が釣れます。
スミイカやアオリイカです。これはまたエギという、 違う道具を使います。エギは色や形もいろいろあって、その日によってイカの好みが変わるようで、いろいろなエギ揃えて烏賊を誘います。

この冬は一段と寒さが厳しいですが、暖かな下着や使い捨てカイロを体中に張り付けて釣りに向かいます。今のところ釣りに行きたい気持ちのほうが勝っているので完全装備で出かけています。(後関)

地震対策グッズのスグレモノがあります

地震の度に食器戸棚に転倒防止の対策をとらなければと思いながら、壁や家具に傷をつけたくない、見た目が悪い等で実施していない方に、理想的な家具転倒防止器具です。

震度7の転倒防止性能を(財)建材試験センターによる品質性能試験実施済みです。

壁紙、化粧合板などの壁面に直接貼れ壁や家電・家具にノリが残りません。

水で洗って乾燥させるとネバネバが復活。食いつくような粘着力で、何度でも使うことができます。
1セット2個 ¥2,800(税込)

建築・建材展2016

日 時 3月8日(火)~11日(金) 10:00~17:00
場 所 東京ビックサイト(有明・東京国際展示場 東5・6ホール)
入場料 ¥2,000(同時開催の展示会と共通)

最新の各種建材や関連製品・サービスなどを幅広く紹介する「建築・建材展2016」が東京ビッグサイトで開催されます。
専門家を講師に迎えたセミナーとあわせて、安全、快適でデザイン性にも優れた、これからの住まい、店舗・街づくりに関する最新情報が発信されています。ライティング・フェアも同時開催です。

事前登録で無料になりますが入場券がありますので、ご希望の方には差し上げます。

2月に大和工務店で行う教室

☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:10日(水) 20日(土)  午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※ 当日のお申込みも受け付けます。

☆パッチワーク教室
日時:9日(火) 13日(土) 23日(火) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等)
※ 前日までにお申し込み下さい。

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