Gコミ241 2015年12月号

省エネリフォーム 窓編

11月の終わりに2棟の上棟式を迎えました。今月中には外壁や屋根など外部の工事が進み外回りが塞がっていきますが、これから建築現場にとって寒さが身にしみる季節になります。

寒い季節は家の中で暖房をかけていても、じっとしていると寒いと感じる事があります。暖房だけではどうしても解決しない足元のスースー感と、窓や壁際からの冷気。じっと座って何かをしている時に特に感じますね。

そんな住まいの寒さを改善するために、今は様々な断熱リフォームがあります。最近は快適性よりも省CO2の観点から省エネリフォームと呼ばれています。省エネリフォームというと少し大がかりに感じるかもしれませんが、建物の全体を行わずに少しずつコンパクトに快適にしていく方法もあるのです。

そのうちの一つとして簡単で効果の高い窓の断熱リフォームについて少し説明しましょう。 窓の断熱化には大きく分けて以下の四つの方法があります。

①内窓(二重サッシ)の取付け ② 壁を壊して断熱サッシに取り替える ③ 壁を壊さず外側の枠を利用して内側に専用サッシを取り付ける ④ ガラスだけを断熱性の高いものに交換する。

断熱効果の高い順は、①→②→③→④ですが、コストの安い順は④→①→③→②なので、①の内窓がコストパフォーマンスに優れている事がわかります。しかしそれぞれ長所欠点があり、窓の種類や使い勝手、リフォームの状況に応じて使い分ける事が一般的です。

①性能とコスト面で優秀な内窓ですが、窓を開ける際必ず2回開けなければならず、バルコニーなどの出入りがある所は使い勝手が悪くなったり、古い家では内窓が壁面より内側に出っ張ってしまうという欠点もあります。また外側の窓には結露します。内窓を取り付ける場合はシングルガラスかペアガラスかのどちらかを選ぶことが出来ますが、差額はガラスの分だけなのでより効果の高いペアガラスにする事をお勧めします。

②の断熱サッシの取替は、どうしても出入り等に不便さを感じるところなどで行います。
壁を壊すのでコストと工事期間が多くかかりますが、ガラス・枠共に断熱性が高いため結露しにくく、スッキリときれいに納まる事がメリットです。ここで言う断熱サッシとは、枠も含め全て断熱性の高い素材を使った物を言いますが、アルミ枠に樹脂を組み合わせた複合サッシ、樹脂サッシ、木製サッシなどの種類があり、ガラスもペアガラス、Low-E(高断熱)ガラス、トリプルガラスなど、組み合わせも様々です。寒冷地を除けば安価で対候性の高い複合サッシが使われる事が一般的です。

③はカバー工法といって、壁を壊さない事を目的とした取替用サッシです。使い勝手がさほど変わらずコストも割安ですが、窓が一回り小さくなる事と、残したアルミ枠部分が結露しやすいといった欠点があります。古いビルのスチールサッシの取替に使われる事もあります。

④ のガラス交換は一番簡易に安く済ます方法ですが、枠の断熱性が改善されず、ペアガラスを入れる為のアタッチメントが更に性能を落し、全体の断熱性は今一つです。アタッチメントを入れずに出来る高性能な真空ガラスもあるのですが、内窓の取付けよりも高価になってしまいます。それでも出窓や大型の窓など内窓やサッシ交換が困難な時に使われる事があります。

窓は建物の断熱性が一番劣る部分なので、断熱化を行うと面積の割に効果を期待出来ます。体感出来る効果は、窓からくる冷気の減少と冷暖房の効きが良くなる事、窓の結露の減少です。特に内窓は手軽に出来る割に効果が高く、室内がとても静かになるという二次効果もあって、断熱リフォームの第一歩として大変お勧め出来ます。

予算があれば床の断熱、壁の断熱も加えて行っていくと部屋全体が温かくなり、理想は家全体を、と言いたいところですが、今回はお手軽な省エネリフォームという事で、まずは窓から考えてみてはいかがでしょうか。

代表取締役 鈴木 晴之

近見つけた面白いと思った事

世界のヒョウタン展 -人類の原器- に行ってまいりました。
ラジオの深夜番組で瓢箪(ひょうたん)の興味深い話を聞きました。それによると瓢箪は一万年も前から栽培作物として世界に広がっていたということ、日本 でも9600年前の地層から瓢箪が出ている事、アフリカ原産ですが、ほぼ1万年前にはアメリカ大陸にもにも伝わっていたことが分かっていたそうです。面白そうでしたので、国立科学博物館で開催していた右記展覧会に行ってまいりました。

瓢箪と聞くとくびれのある丸い形、豊臣秀吉の旗印の千成瓢箪を思い浮かべるのですが、形は丸いもの細長いもの、大きさも5㎝以下から直径が1Mを超えるもの、長いものは2M以上あるものもあるそうです。

人とのかかわりも1万年以上の昔から栽培され、最初は入れ物として、そして生活用具として使われていたようで、土器よりもはるかに古い付き合いなのです。もちろん稲作よりも古い付き合いなのです。日本では縄文時代初期(9600年前)滋賀県の遺跡から種が発掘されています。

瓢箪は軽くて丈夫なことから船乗りが水を持ち運ぶことに使い、世界に広まったと言われています。水筒として使った場合、表面から水が気化し大気の温度より少し低い状態を保てるため、砂漠で生活する人たちが使っていた革袋と同じような役割を果たしていたようです。

人類が水を運べるようになり他の動物と違い行動範囲が広がっていくことに大いに貢献した植物なのです。宝石箱や酒を入れる徳利のようなもの等、容器としても多様な使い道があり彫刻や透かし彫り等を施した道具、漆や絵の具等で様々な彩色や絵を描いたもの、燻(いぶ)したもの、布や紐で飾り付けをした容器、水パイプ等様々な容器や生活雑器として加工され、芸術品と呼ばれるものまで作られていました。

楽器としては太鼓やマラカス、表面に溝を付けたギロ、三味線やギターのような弦楽器、インドのシタールも瓢箪で作られたものが展示されていました。篳篥(ひちりき)、や笙(しょう)、笛、オカリナ風の楽器など楽器の種類も様々で世界中で作り使われていたようです。

日本ではヒョウタンを瓢(ふくべ)とも読み、おめでたいものとする一面があります。お茶の世界の正月と言われる炉開きのときには大きな干ぴょうを炭斗(すみとり)として使います。他にも小さな瓢箪に金平糖を入れて菓子器にしたり、懐石料理の趣向に持ち手を付けて酒を注ぐ銚子として使う写真を見たことも有ります。

もう一つ面白いと思ったことがあります。皆さんはウナギが完全養殖できていることをご存知でしたか。2010年水産総合試験センターでウナギの完全養殖に成功しているのです。ウナギの産卵場所は太平洋マリアナ諸島の南側で、西マリアナ海嶺と呼ばれる場所であることは知られておりました。

また人口孵化は30年ほど前に出来ていたのですがレプトセファルスと呼ばれる稚魚を私たちがよく知っているシラスウナギにまで育てることが出来なかったそうです。2002年に水産試験センターでシラスウナギの人工飼育に成功し2010年に完全飼育が出来たそうです。

ただ現在は大量生産の技術がまだなく1回に100匹程度のシラスウナギしかできないそうで、養殖業者が必要とする数を生産することが今後の課題だとセンターの方はおっしゃっていました。

ウナギは孵化してからシラスウナギになる期間が鯛の50日に対して270日と5倍以上の時間が必要であること、南太平洋で得られるようなきれいな水が必要なことなどまだまだ解決しなければならない課題は沢山あるようです。それでも少しずつ養殖技術は改良されています。早くシラスウナギの心配をせずにウナギを食したいものです。(後関)

美味しい柚子ジャムづくり 毎年好評です。

ゆずの皮と実、種から出るペクチンも煮立てて使います。捨てるのはヘタと筋くらいですからとてもエコなジャムです。

私も四年前から庭になっているゆずを使ってジャム作りを始めました。
毎回、もっと美味しくするにはと試行錯誤しながら出来上がりを楽しみに作っています。

皆様も楽しいユズジャム作りをしてみませんか。
12回目のIHクッキングヒーターを使った、ユズジャム作りです。出来たジャムはおみやげに・・・(白井)

日時 12月20日(日) 午後1:30~4:00
費用 1,000円   定員10名様
場所 大和工務店事務所1F  江戸川区西一之江3-39-21

※お申込みは ☎03-3651-2474大和工務店迄

「低炭素住宅」の構造内覧会

二酸化炭素(CO2)の排出を減らす工夫がなされた低炭素住宅の認定を受けた市街化区域に建つ家の構造見学会です。
木をふんだんに使った骨組みが見られます。

日 時 12月19日(土)10:00~16:00
場 所 江戸川区東瑞江3丁目
❊内覧のお申込み、詳細につきましては

(株)大和工務店 ☎ 03-3651-2474迄、ご連絡ください。

当社の年末年始休業期間のお知らせ

12月29日(火)~1月5日(火)

給湯器やエアコン、排水が流れにくいなど、気になる箇所がございましたら早めにご連絡ください。
今のうちに直しておきましょう。

12月に大和工務店で行う教室

☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:9日(水) 19日(土)  午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※ 当日のお申込みも受け付けます。

☆パッチワーク教室
日時: 8日(火) 22日(火)  午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等)
※ 前日までにお申し込み下さい。

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