Gコミ240 2015年11月号

秋も深まり少しずつ日が短くなる中、4月から新築工事を進めていた動物病院では遅くまで工事を行って、ようやく完成しました。

以前にも紹介した通り、木造でありながら高層にも耐えるLVL(★)という木質ウォールを使い、内外観にあらわした特殊な工法の建物です。出来上がると見た目が少し変わった積層の木材が、シャープでありながら温かみのある外観に仕上がりました。また壮観な吹き抜けの待合室や落ち着いた休憩室など、LVL材が豊かな表情を生み出しています。

もともと軟弱地盤に重量設備を入れた動物病院を構造的にも負担なく軽量な木造にする事から計画されたものですが、LVL材をあらわすデザインとする事によって木造にする価値が一層引き出されていると思います。

この動物病院は、山梨県産と長野県産のカラマツから出来たLVL材を使用していて、国産木材を通常よりも大量に使い、コンクリートや鉄に頼らない、環境にも優しい建物です。

また木に囲まれた病院内は人や動物にもとても優しい環境である事は間違いありません。

トリミングなども充実していて他にない設備の整った動物病院が江戸川区に出来上がりました。ペットをお飼いの方は一度是非、利用してみて下さい。

★構造材と準不燃材として新しく認定されています。

代表取締役 鈴木晴之

みやむら動物病院 今秋オープン
江戸川区中央2-5-15

(現在の病院は、江戸川区大杉2-11-1)

建築金物の話 その2 螺子(ねじ)のある金物

最近は釘の代わりにビスが多用されるようになってきましたが、JIS認定のビスは有りません。

JIS規格は有りますがJIS認定工場がないためJIS認定のビスは存在しないわけです。そこで個々に大臣認定を取得したビスを使用することで、構造耐力面材として使えるビス及び面材があります。

このビスは右記の仕様で構造用合板9㎜に外周100㎜、中通り300㎜ピッチで使うと壁倍率5倍の壁として使えます。

釘のN50を使った壁の壁倍率は2.5倍ですから、この方法を使うと壁の量は半分で済むことになりますし、外周を200㎜にしても3.6倍の壁倍率を得られますから壁量の少ない場所や、3階建てには有効な手段になります。ただビスの値段が高価なためあまり普及が進んではいません。

内壁の石膏ボード用にはビスが使われることが多いです。
内壁用はビスも短く使いやすいことと、一度施工した部分を外したりすることも多いので使われているようです。現場ではこのようなビスとドライバーの組み合わせで仕事が進んでいます。

構造耐力に有効な螺子は、筋交いや引き抜き金物に使う螺子があります。

筋交い金物ではこのような金物と組み合わせて使いますが、柱の取り付く部分のビスと筋交いにとりつく部分のビスの2種類のビスがあり、金物ごとに大臣認定を取得した、決まったビスとの組み合わせで成り立つことになります。

右記の金物は、柱と土台等の横架材間(おうかざい)をつなぐ金物で、金物が変わるごとに専用のビスがあり現場は非常に紛らわしく間違いが起きやすい状態です。これもJIS規格のビスがないためと思います。

不便であることこの上もありません。この金物は仕口金物という仕分けがされていますが、一つのメーカーの作っている金物でも38種類あります。使う場所や、必要な耐力ごとにメーカーは作ってくれているわけですが、ビスは金物ごとの専用ビスです、何とかしてほしいものです。

構造用以外の螺子は沢山あって、私たちが使う螺子は木螺子と呼ばれる螺子です。
螺子の頭は丸いものと平らなものがあり、使う場所によって使い分けます。

長さや太さは釘と同じようにたくさんあります、日曜大工の店に行くと木螺子はたくさん並んでいて使用目的に合わせて少量でも買えるようになっていてとても便利です。

右の螺子はタッピングビスと言って下穴をあけた鉄板や薄い鉄板に螺子山を切りながら入っていく螺子です。

形は似ていますがとても硬くできています。

最近現場では釘の代わりにコースレッドという螺子を使っています。

この螺子は他の螺子に比べ、ねじ山があらく細いため打ち込みやすいことと、螺子が先のほうにしか切ってないために木材等の材料を密着させやすいためたくさん使われています。

長さも色々とあり簡単にねじ込めますのでとても便利な螺子です。

螺子の付いた金物はこのほかに構造用のボルト類があります。

代表は羽子板金物、ホールダウン金物です。

ホールダウン金物は基礎から土台や柱がはずれないように引っ張る力な対抗する金物で10年ぐらい前から使われるようになった金物です。アンカーボルトと兼用になるものもあります。

羽子板ボルトと言い梁などの横架材同士が離れないように使われる金物で、かなり古くから使われていました。

左記のようにビスや釘で止めるものと、ボルトで止めるものがあります。

最近はボルトで止めるものが多く使われています。(後関)

第17回 産業ときめきフェア in EDOGAWA

日時:11月20日(金)~21日(土)
10:00~17:00(最終日は16:00まで)
会場:タワーホール船堀 1・2階展示ホール
江戸川区船堀4-1-1   入場無料

130社を超える製造業を中心とした企業が一堂に会し展示・実演などを通じて優れた製品・技術力を紹介していくとともにビジネス情報の交流を促進し、企業の活性化を図ることを目的として開催します。

江戸川区伝統工芸の実演もあり21日(土)はものづくりの体験を通じて、子どもたちの知的好奇心や探究心を育もうと「ものづくり体験コーナー」が開設され、金属ゴマやオリジナルグラス作り等が体験できます。大人から子供まで楽しめるフェアです。

楽しいクリスマスグッズ

日時:11月30日(月) 午後13:00~
費用:1,500円(材料、講師代)

松ぽっくりや木の実など好きなもの飾って、チョット早いクリスマス気分を楽しみませんか。
1時間~1時間半くらいでリースなどが出来上がります。

10月にハローウィングッズ作りを行ないました。沢山の幼稚園児や小学生の参加で賑やかな教室になりました。
出来上がった作品はどれを見ても素敵で、子供達のカラフルな色使いのセンスの良さに感心しました。

教えてくださるのは、西一之江でハンドメイドのお店「Calm Heart」を運営している小山さんです。

✰材料の準備がありますので、11/27(金)までにお申し込みください。

11月に大和工務店で行う教室

☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:11日(水) 21日(土)  午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※ 当日のお申込みも受け付けます。

☆パッチワーク教室
日時:10日(火) 14日(土)  午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等)
※ 前日までにお申し込み下さい。

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