Gコミ233 2015年04月号

液状化対策にすぐれた、新しい地盤補強

大和工務店の周辺エリア、江戸川区・葛飾区・江東区・浦安市などでは家を建てる時にほとんどが地盤補強工事を行う事になります。このエリアの地盤は、もともと東京湾に流れ込んでいた利根川などの川の氾濫によってできた「氾濫低地」と、海に近い南側に分布している海由来の「海岸低地」に分かれます。
一部川沿いには川から運ばれてきた砂の堆積によって出来た「自然堤防」と呼ばれる比較的良好な地盤も存在しますが、おおよそが軟弱な粘土や、シルト(泥)、緩い砂層で出来た地下水位の高い軟弱地盤です。こういった土地に大きな建物を建てる場合は当然慎重な調査と検討がなされていますが、近年では木造住宅を建てる時でも必ず地盤調査を行い、地盤補強を施すようになりました。

埋め立て地等の軟弱地盤で起こる地震の被害というとすぐに「液状化」が思い浮かびます。
この液状化が起こりやすいのが、地下水位が高い0.03~0.5㎜の土の粒子で出来た地盤と言われ、シルトや砂が分布する「海岸低地」と「氾濫低地」がこれに該当します。 これらの地域に行われる地盤補強には、土とセメントを攪拌して杭状に固める「柱状(ちゅうじょう)改良」や、細い鉄パイプを多量に打ち込む「鋼管杭」が一般的ですが、この改良方法の目的は通常の地盤沈下に対して支えるものであって、震災時に多く見られた液状化の対策としては効果が少ないと言われています。

これに対して、少し高価にはなりますが液状化に対応する「砕石パイル式」という改良方法があります。杭状に穴を掘って砕石を充填して、表層にも砕石を敷き詰めるものです。液状化は強い揺れによって水と砂が分離して起こるのですが、揺れで水圧がかかった時にこの砕石で出来た通路を水が通って逃げるので、液状化が起こりにくいという仕組みです。

そして新たに、地盤の圧密(緩い地盤を圧縮して強くすること)を組み合わせた、より沈下や液状化に強いスクリュープレス式の砕石パイル工法というものが出来ました。今回関東では初めてこの工法を4月に江戸川区の新築現場で行います。

通常は穴を掘る時に掘った土を外に廃棄するのですが、スクリュープレスでは、空気を噴射しながら掘削機を押し込んでいく事によって、土を捨てずに地盤を押し固めながら穴を掘ります。これによって地盤が強化され、1.7~2.2倍の強度の地盤をつくり、なおかつ砕石層で水を逃がすという優れものです。

砕石パイル方式は、地面に異物を入れるのではなく、自然の石しか使わないので、環境に優しいとも言われ、今少しずつ注目を浴び始めています。その中でもスクリュープレス式は通常の砕石パイルに更に改良を加えたより安全なもので、液状化20年保障まで付くとても良い工法だと思います。
一つ難を言えば、液状化の起こりやすい軟弱地盤に適する工法でありながら、掘削機械が重すぎて軟弱地盤には向かないという欠点があります。圧力をかけて穴を掘るために重さが必要なので、こういう地盤では表層だけ従来の方法で先に固めておいて重機が乗っても沈まないようにするそうです。しかしセメントを使う事によって環境に優しいとは言えなくなってしまうため、今後はこれが改善される事を期待したいと思います。

代表取締役 鈴木 晴之

大工道具について 鋸(のこぎり)の話

大工道具で一番頻繁に使われる道具として鋸(のこぎり)があります。
鉋(かんな)や鑿(のみ)は現場では使われることが少なくなってきましたが、鋸は現場でも頻繁に使われています。ただし主流は電動丸鋸に移ってきています。

鋸の日本での始まりは16世紀ごろに中国から伝わったとされる大鋸(おが)で木材の製材用として使われ、それまでは高価であった板材が比較的簡単に製材できるようになりました。
鋸の削りカスを“おがくず”と言いますし、鋸の切り跡で木材に残った鋸の傷跡を“おがめ”という言葉で今でも残っております。伝来当時としても、印象の強い道具だったと思われます。

大鋸(おが)の普及により普及以前には使えなかった桧や杉以外の木材、また杉や桧でも木目の通らない曲がった木材や節のある材料も製材して使うことが出来るようになりました。
大鋸とはこの写真のような形をして、長さ約2m幅5㎝で中央で刃の向きが左右に分かれていて写真のように2人で引いて使いました。これは横引きに使っていますが、日本に伝わった最初は縦引きの鋸です。

今でも右の写真のような木挽(こびき)鋸(のこ)は私の家にもあります。時々木挽きの実演会場などで大きな丸太を挽いているところを見ることが出来ます。日本にもこの鋸で丸太を挽ける人が何人かは残っています。ほとんどの製材品は機械で作りますが、大きな丸太や貴重な木材は前挽き鋸で引いているようです。

大工道具で、鋸というと両刃鋸で、右の写真のような形をしております。これに柄を付けて完成するわけです。縦引きと横引きが付いていてとても便利な道具です。日曜大工でもよく使う道具ですからどこの家にも1,2本は有る道具だと思います。

ただ大工が良い道具をほしいと思いあつらえるには、鋸を鍛冶屋が打つときは2枚ずつ作るので、あつらえる場合は2枚一組で買う必要があり、良い道具を持ちたい大工たちは仲間で兄弟の道具を持ちあったものです。

少し前までは(15年前くらい)大工たちはこのような鋸を大小何本か持っていて、目立てをして使っていましたが、最近は使い捨ての替刃式の鋸に変わってきました。切れなくなったら刃先だけ交換してしまうという方式で、使い物にならないのではないかと思い、私も使わせてもらいましたがよく切れます。

また電動鋸が普及しほとんどの作業は電動で済むようになりました。荒っぽい切り方をする力のある鋸から細かい造作用まで多種多様な仕事に対応できる道具がそろっていて、鋸だけでなく電動工具を上手に使いこなせることが最近の良い大工の条件の一つになっています。

電動鋸の使い始めのころには怪我をして指を失くしたりする大工もいましたが安全装置も発達したことと、電動工具に習熟したことで安全に使いこなしているようです。
少し変わった鋸で胴付鋸という鋸があります。

写真のように背中に金属の補強版が付いていて0.2~0.3mmの厚さしかない鋸で曲がらないように補強しているものです。横引き専用の鋸で切り口を鋭利にして接続面をきれいに仕上げるために使う道具です。大工は和室の内法(うちのり)を取り付けたりするときに使います。建具屋さんは細かい仕事が多いので建具屋が使う場面が多い道具です。

最近は使われることが少なくなったものに畔引き鋸(あぜびきのこぎり)があります。
部材を切断するではなく途中から溝を作るときに用いられる両刃鋸で造作仕事にはなくてはならない道具でしたが、今では丸鋸やルーターに押されて出番が無くなった道具です。(後関)

(株)サイエンス マイクロバブル ナノシャワー 肌と髪に磨きをかける

マイクロバブルは、直径わずか1/1000mmの小さな泡のこと。

通常、水の中で出来る気泡の大きさはミリ単位ですがマイクロバブルはその泡が1/1000mm以下という驚きの小ささ。極端に小さく、微小なゴミにも付着して水面に浮上させる性質を持っていますから水質浄化や半導体の洗浄等に使われています。

また、気泡が弾ける時のほど良い刺激が体を芯から温めます。マイクロバブル入浴装置はこの特徴を活かして肌を荒らすことなく毛穴の奥の老廃物を取り除きます。ちょうどパッチワーク教室の時にデモンストレーションをやってもらい、皆で手を浸けてみると5分ほどで肌の血行が良くなりツルツルになりました。私は足のかかとが気になっていたので最後に足を浸けてみたら、かかとがしっとりして足湯後のように温まりました。

既存のシャワーヘッドに取付けできる「サイエンス・ナノシャワーシステム」が手軽で早速使っています。(白井)
ナノシャワー 特価16,000円 (株)サイエンス http://i-feel-science.com/

※類似品が安く出ていますが、泡が大きく効果が望めない物もあるそうなので注意が必要です。

省エネに暮す「みどりのカーテンモニター」講習会

空調装置に頼らずに夏を涼しく暮す工夫をしましょう。
特定非営利活動法人「えどがわエコセンター」では壁面を緑化して室内の温度を下げる

[みどりのカーテン]の育成に取り組んでいます。4月~5月にモニター講習会を開催し受講者にはゴーヤの育成キット(苗2鉢・ネット)が配られます。3/10日発行の広報『えどがわ』に募集の日程等が記載されています。
※「みどりのカーテン」とはゴーヤやあさがお等、つる性の植物をネットにからませ、窓から入り込む夏の厳しい日差しを遮って、室温の上昇を抑える自然のカーテンです。

実際に、「みどりのカーテン」の効果で、室温が約1℃~3℃下がると言われています。
また、深刻化する地球温暖化やヒートアイランド現象の防止対策としても進められています。

詳細、申込み「えどがわエコセンター」 TEL 03-5659-1651 FAX 03-5659-1677

4月に大和工務店で行う教室

☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:8日(水) 25日(土) 午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※ 当日のお申込みも受け付けます。

☆パッチワーク教室
日時:14日(火) 18日(土) 28日(火)午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等)
※ 前日までにお申し込み下さい。

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